超音波講習会における試験変更に関するお知らせ

2022年度開催の精中機構主催・共催の超音波講習会から試験の内容を変更いたします。

1.医師講習会

<変更点>
(1)試験問題
 ・文章試験を新設し、スクリーニング動画を廃止します。
 ・画像試験の動画と静止画の問題数を変更します。
(2)評価基準
 ・・・・



変更前 変更後
スクリーニング動画 25問 0問
動画 25問 30問
静止画 50問 60問
文章試験 - 25問
評価基準
評価A
下のすべてを満たすこと
病変部画像+スクリーニング動画:感度90%以上,特異度90%以上
推奨カテゴリーの一致度70%以上,疾患名の一致度70%以上
評価B Aでなく以下のすべてを満たすこと
病変部画像+スクリーニング動画:感度80%以上,特異度80%以上
疾患名の一致度60%以上
評価C A, Bでなく以下のすべてを満たすこと
病変部画像+スクリーニング動画:感度70%以上,特異度70%以上
評価D A,B, Cの基準に当てはまらない場合,もしくは
病変部画像,スクリーニング動画いずれかにおいて
感度50%未満,特異度50%未満の場合

2.技術講習会

<変更点>
試験問題
・画像試験の問題数を変更します。
 なお、動画および静止画試験はカテゴリーと最も考えられる疾患名を選ぶもの、
 スクリーニング動画試験はカテゴリー3以上の病変があるかどうかを答えるものです。
評価基準
・・・・



変更前 変更後
スクリーニング動画 40問 30問
動画 25問 30問
静止画 25問 30問
文章試験 25問 25問
評価基準
評価A 下のすべてを満たすこと
文章試験:60%以上
画像試験:感度90%以上,特異度90%以上
推奨カテゴリー:一致度70%以上,疾患名の一致度60%以上
評価B Aでなく以下のすべてを満たすこと
文章試験:60%以上
画像試験:感度80%以上,特異度80%以上
評価C A, Bでなく以下のすべてを満たすこと
文章試験:60%以上
画像試験:感度70%以上,特異度70%以上
評価D A,B, Cの基準に当てはまらない場合

※精中機構HP『乳がん検診超音波検査実施・判定医師リスト』への掲載には上記B評価以上が必要である。

2022年5月○日
NPO法人日本乳がん検診精度管理中央機構教育・研修委員会 丹黒 章


マンモグラム・レビュー委員会

マンモグラム・レビュー委員会内規

1.  目的

本委員会は、検診マンモグラムの判定において疑義が生じた時、該当マンモグラムの画質・読影判定を客観的に行うことによって、紛争の回避、あるいは早期解決をはかる資料を提供することを目的とする。

2. 業務

本委員会は、NPO法人精中機構定款施行細則第5号第4条第4項に定められた以下の業務を行なう。
 (1)画質の妥当性の評価
 (2)読影に関する客観的判定

3. 組織

本委員会は、外部委員・内部委員による運営評価委員会と、読影判定委員および画質判定委員から構成される。
外部委員は法律家、医療ジャーナリスト、女性代表により構成される。内部委員は委員長のほか、画像の専門家4名により構成される。
読影判定委員は、NPO法人日本乳癌検診精度管理中央機構の行う読影試験において、評価Aの成績を収め、年間5,000例以上の検診マンモグラムを読影している医師の中から選任する。
画質判定委員は、施設画像評価委員から選任する。

4. 運営

委員長は事務局とともに運営にあたる。
委員長は、マンモグラムの判定依頼を受け、画質の判定を画質判定委員に依頼する。
委員長は、マンモグラムの判定依頼を受け、問題の症例を含む少なくとも40例を依頼者より預かり、1件につき少なくとも5名の読影判定委員に、公正な前向き判定を依頼する。
両判定委員は、依頼を受けたときには速やかにこれに対応するものとする。

5. 報告

委員長は読影判定委員と画質判定委員の回答を受け、委員会にこれを報告する。
委員長は、依頼者にその結果を報告する。

6. 秘匿義務

本委員会に関係するものは、本委員会の運営上知りえた情報について何人にもこれを漏洩してはならない。判定委員には依頼者氏名(団体)および問題の画像がどれであるかを知らせないこととする。

7. 本内規は、本委員会の議決を経て、理事会の承認を受けて変更することができる。

〔附則〕
本内規は平成17年11月3日より適用する。
本内規は令和3年11月25日より適用する。

日本乳がん検診精度管理中央機構
Review委員会 委員長  横江隆夫



申込み先

〒460-0002
名古屋市中区丸の内2丁目12番26号 丸の内セントラルビル 7階
日本乳がん検診精度管理中央機構 マンモグラム・レビュー委員会
TEL:052-219-8166  FAX:052-219-8165
E-MAIL:mmg.office.nagoya@comet.ocn.ne.jp (事務局)


乳房超音波技術講習会(技術)e-learningプログラム

受講料
(精中機構主催の場合):
33,000円(税込)
受験料(試験のみ)
(精中機構主催の場合):
11,000円(税込)
開催予定: 乳房超音波技術講習会(技師対象) 開催予定のページへ→

講習会 プログラム例

第1日目 
11:30-12:00 受付
12:00-12:10 開講式 とアンケートの説明
12:10-12:25 講師紹介
12:25-12:30  移動
12:30-13:20 グループ講習(1)
13:30-14:20 グループ講習(2)
14:30-15:20 グループ講習(3)
15:30-15:40  休憩
15:40-16:30 グループ講習(4)
16:40-17:30 グループ講習(5)
17:30-17:45 第 2 日目のオリエンテーション、アンケートの回収
第2日目
09:00-09:15 受付
09:15-09:25 パソコンの使用方法についての解説
09:25-10:15 【講習】いろいろな病変の超音波画像・病変を見つけるコツ
10:15-10:25 文章試験の説明
10:25-11:00 文章試験(35分)
11:00-11:45  昼食休憩
11:45-12:15 画像試験の説明
12:15-14:05 画像試験(100 分+休憩10分)
14:05-14:25  休憩
14:25-15:25 画像試験の解答・解説
15:25-15:40 閉講式
グループ講習
1.Hands on 1:画像評価
2.Hands on 2:走査法
3.要精検基準に即した診断法(腫瘤)
4.要精検基準に即した診断法(非腫瘤性病変)
5.組織特性に基づいた診断と総合判定
6.いろいろな病変・病変を見つけるコツ


試験のみ プログラム例
   (講習会と同時開催の場合は第2日目のみに参加)

10:15-10:25 文章試験の説明
10:25-11:00 文章試験(35分)
11:00-11:45  昼食休憩
11:45-12:15 画像試験の説明
12:15-14:05 画像試験(100 分+休憩10分)
14:05-14:25  休憩
14:25-15:25 画像試験の解答・解説
15:25-15:40 閉講式

ソフトコピーシステム認定取得のための読影部門更新講習会 注意事項

ソフトコピーシステムの認定取得のために、検診マンモグラフィ読影医師と認定された医師が更新講習会を受講される際は、下記内容をご理解いただいた上で更新講習会をお申込みください。

<更新期限のカウントについて>
1、更新講習会を完全受講される場合(試験まで受講される場合)
・更新期間中の先生は更新満了月から5年とカウント
・更新期間前の先生は受講月から5年とカウント

2、更新講習会の「講義のみ」を聴講される場合(試験を受けない場合)
更新期限は変わらない(更新期間になりましたら、改めて更新講習会の完全受講もしくは読影試験にて更新していただく必要がございます。)
※更新講習会の講義のみ聴講されるときは聴講料として「22,000円(税込)」が掛ります。


<更新講習会お申込み時の注意事項>
更新講習会のお申込み時の備考欄に「デジタルマンモグラフィソフトコピー診断講習会のため」とご入力をお願いいたします。
上記に加えて「完全受講希望」「講義のみ希望」かを、ご入力くださいますようお願いいたします。
「デジタルマンモグラフィソフトコピー診断講習会のため」のみのご入力は、完全受講される先生としてお申込みを受理いたします。

本来更新講習会は更新目的の先生が受講される講習会のため、上記の内容を備考欄にご入力いただかないと、更新期限が間近な先生から選考し受講できない場合がありますので、必ずご入力ください。


※マンモグラフィソフトコピー施設・画像評価申請のためのオンライン講習会の開催は近日中にホームページに掲載いたします。しばらくお待ちください。


新型コロナウイルスの影響によるマンモグラフィ施設・画像評価に関して

施設・画像評価は以下の取り扱いといたします。

<認定期限について>
1.認定期限:認定期限より当分の間は6ヶ月間延長と致します。
→対象撮影装置へのご案内(更新案内)は終了いたしました。お手元に届く更新案内の期間に従って更新手続きをお願いいたします。

2.対象施設:全国の緊急事態宣言が発令された2020年4月16日時点の全認定施設

<受付について>
1.受付は随時行っておりますので、ホームページよりお申し込み下さい。

<デジタル受講証の提出について>
今年度開催されるデジタル講習会の回数が少なくなっております。
そのためソフトコピーシステムの申請に関して以下の取り扱いといたします。
1.デジタル講習会を受講されていなくても、施設・画像評価の申請は可能です。
2.申請された施設は、画像評価を行います。
3.評価後「施設画像評価判定結果報告書」を発行いたします。
4.認定証はデジタル受講証のコピーを当機構にお送りいただいたのち発行いたします。

※受講された証明にあたるデジタル講習会の受講証を提出された時点で認定となるため報告書の評価自体はB評価以上であっても認定ではございません。デジタル講習会の受講証のコピーを当機構にお送りいただいたのち認定証を発行し、ホームページに施設名を掲載して認定といたします。
※認定期間は評価日の翌月から3年間となります。

2020年11月21日追記
検診マンモグラフィ読影医師と認定された医師で、以下の「モニタの診断」講義を取り入れた講習会を受講された医師は、「デジタルマンモグラフィソフトコピー診断講習会」を受講した取扱いといたします。
■「モニタの診断」講義が取り入れている講習会
・2018年4月以降に開催された新規講習会
・2018年6月以降に開催された更新講習会
※指導者研修会とマンモグラフィ読影試験は対象外です


追加 2021年9月22日
・読影部門デジタルマンモグラフィソフトコピー診断講習会
医師についてはすでに更新済みの先生は、更新講習会の講義のみでも受講済みといたします。
(講義のみの受講料は税込み\22,000円)
※重要※ソフトコピーシステム認定取得のための読影部門更新講習会 注意事項


→マンモグラフィ施設・画像評価における新型コロナウイルスの特別措置の終了について


・技術部門デジタルマンモグラフィ品質管理講習会
技師についてはオンデマンドのデジタルマンモグラフィ品質管理講習会を受講し、合格すれば受講済みといたします。(ただし、今後のオンデマンドでの講習会は予定されておりません。)

<新型コロナウイルスの特別措置でデジタル受講証未提出の施設に関して>
2022年4月11日追記
未提出だった受講証が揃いましたら受講証のコピーを当機構までお送りください。
その際に「300円切手」を同封ください。
◆受講証のコピー・300円切手送付先
〒460-0002
名古屋市中区丸の内2-12-26丸の内セントラルビル7階
日本乳がん検診精度管理中央機構 施設・画像評価委員会 宛
封筒表面に「デジタル受講証在中」と記入をお願いいたします。

皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。